幅広い素材の破砕が可能な強力マシン
近年増加する流通系廃棄物の処理に強み
2017年に設備を刷新した横浜の中間処理施設には、新たに二軸剪断破砕機を導入しました。破砕能力が高く、大量処理に向いている同機によって、施設の処理能力は従来の3倍にアップ。とくに金属くずや家電製品、紙製品など、破砕が難しいとされる廃棄物の処理に効果を発揮しています。
二軸剪断破砕機は廃棄物の破砕粒度を縮小化できるため、選別や分別といった工程や最終処理の工程を効率化できるといったメリットもあります。処理が可能な素材は硬質物から軟質物までと幅広く、近年に増加傾向にある流通系の廃棄物に強い点も特徴の1つです。
これまでに処理実績のある製品(廃棄物)は、廃プラスチック、ゴムくず、繊維くず、紙くず、廃木材、生木、家電品、OA機器、家具、布団、タタミ、自転車、廃缶類、農業用ビニール、木製パレット、プリント基盤、など、多岐にわたっています。
二軸剪断破砕機「ライオンシュレッダーEVO」の仕様
・破砕処理能力421トン/日、従来機の3倍に拡大
・破砕粒度の縮小化で選別処理や最終処理が効率化
二軸剪断破砕機全景
破砕の様子
メーカー | 株式会社新居浜鉄工所 |
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製品名 | ライオンシュレッダーEVO |
形 式 | NS452T インバータ型二軸剪断破砕機 |
仕 様 | モータ(45kw×2)、破砕刃(13本爪×21枚) |
処理能力 | 421.20トン/日 |
特 徴 | モータをインバータで制御し、回転数とトルクのコントロールが可能。最大200%以上のトルクが得られ逆転動作なく破砕が可能 |
処理可能素材 |
硬質物から軟質物まで処理可能な素材は広範囲。特に流通系廃棄物の処理に強い 【素材例】 廃プラスチック、ゴムくず、繊維くず、紙くず、廃木材、生木、家電品、OA機器、家具、布団、タタミ、自転車、50CCバイク、廃缶類、農業用ビニール、ダンボール、木製パレット、プリント基盤等 |